CP+に行ってきた
CP+とは日本で毎年開催されるカメラや写真の展示会で、新製品や技術が紹介される業界の重要なイベントだそうです。カメラ始めて間もないので存在を最近知りました。
そして金曜日の仕事中にCP+が今週であることを知った。様子を調べるとSDカードを展示やレンタルのカメラに装着して試写したデータを持ち帰れること。モデルさんを撮影出来るとのこと。未経験のオンパレードや!行こ!
自分が今やりたいこととして以前書いた作品的な写真を撮ってみたくて機材も自分も幅を広げたいと以前の記事で書いてまして、絶好の機会と捉え静岡西部から22時に出発してお得意の下道を駆け抜け横浜へ(着いたの2時半)
何故か風俗街に着く
安い駐車場を事前に調べ、車中泊で朝を迎えます。会場まで距離はあるがカメラを持っていれば散歩の意味も目的も1つ増えるので楽しめます。爽やかな気分で会場に向かったが寝てたところは風俗街の隣だったらしく朝からポップな音楽が漏れてました。店舗の目の前にフライパン、入り口から換気抜群のトイレ。都会はコワイヨ
CP+ SONYで試写&モデル撮影
SONY凄かった
現在手持ちのカメラは初めてのカメラにして唯一の広角コンデジのLeicaQ2しか持っていません。機能的なカメラを買い足したいので各メーカーのカメラを触りにきました。
自分の中で最も見やすくて一番長居したのはSONYブースでした。今回自分の中で感触が良かったのはA7RⅤです。細かい話は後述します。
初めての人物撮影で湯川真結さんを試写
ブログ運用の都合で写真に圧縮をかけているため細かいディテールが残ってませんのでレンズの詳細な評価はここではしません(そもそも初心者)。借り物カメラではありますが、人生初の人物撮影は湯川真結さんをモデルとして撮影させていただきました。
人物撮影のマナーがわからない、レタッチをしたことない、28mm以外使ったこと無い、ポートレート(?)やったことない、コンデジ以外使ったこと無いバキバキ初心者の私でもモデルさんのパワーで「どこレタッチすんの?」状態。すごい。
※初心者なので記事やマナー的にやらかしてることあったら教えてください!
マナー的なことを調べてみて、写真を公開するからにはレタッチはやっておくのが配慮っぽいのかな。解像度8Kを超える高画素機の望遠で撮影しても何レタッチしたら良いのかわからないくらい綺麗。色々な記事を読み漁りましたが、レタッチは最小限にしたいので少し照明の反射を抑えて露出だけ僅かに調整してます。
99%くらい撮ってだしですが画像圧縮の影響はあるのでレンズの解像等の素晴らしさを伝えきれる写真ではありません(元のデータ容量デカすぎ)。まぁそんなの関係なく高画素の400mmで撮っても常に絵になるモデルさんに驚きました。すごい。
SONYの色味って個人的に苦手なイメージがあったのですが最近のは色が変わったそうで、下品にオレンジっぽさが主張する肌ではなくナチュラルな色になっててかなり好印象です。レンズも素晴らしいですね。
A7R5の描写に関してはAFの速さと正確さ含めかなり満足度高かったのです。A7ⅣとA7S3も試しましたが自分にはシックリ来ませんでした。これは撮影条件と好みによる印象の差もあると思います。
もう一度冒頭の写真に戻ります。
普段私はロー気味(暗め)で撮影することが殆です。手持ちのLeicaQ2がソチラのほうが適正あるシーンが多いと自分が感じているからです。基本的に全てマニュアルで撮影することが多いので自分の中でロー気味が定番なのです。なので今回のように明るく映しきる撮り方は普段してきませんでした。
意識はしてませんでしたが、SONY機の写真を見返してみると明るめの写真が多かったです。人物を撮るのも初めてだったので明るく撮ったほうがわかりやすく綺麗で清楚さを感じやすいのかもしれません。ハイでぶっ飛ばす人の気持ちが理解できましたが、何も誤魔化せないナチュラルがいっちゃんええ(好き)と判断した次第です。
メーカー比較を実機で出来たのも初だったので色々贅沢な体験でした。まぁLeicaしか使ったこと無いから操作全然わからなかったんだけどね。
レンズを変えます。
FE 50mm F1.4 GMです。軽くて程よくコンパクト。レンズを厳選してく人には強い選択肢になると思います。しかし私のミスでf値がオートで可変する自動モードだったらしく開放で良い写真は残っていませんでした。Leicaでマニュアルしか使ってなかった初心者はモードの概念がすっかり抜けてました(PとかAとかわからない)。
色々と綺麗ですね。先に望遠を記載したので自然に見える50mmは描写のインパクトが比較的控えめですけど、堅実に何でも綺麗に映しきってくれる印象です。露出を落とすと変な色味が目立つイメージってあるのですがナチュラルな色味でシャープな印象があります。かと言って変な白さも出てないしSONY欲しくなってきちゃいました。
A7R5との組み合わせはAFと高画素がマッチして使えるシーンが本当に多そうです。手持ちでもAFズレずにクロップに耐えてくれるので50mm一本で撮れるレンジに余裕を持てます。高画素やっぱり好きなんです。
そんな感じです。SONYさんと湯川さんありがとうございました。勉強になりました。
無許可で撮りまくる人の姿にモヤモヤ
以下全部CP+とは関係ないスナップ写真です。
別で1つ気になったのは被写体に無許可であろう場面で勝手に撮影してる人や、貸出機で試写してと表示がある場で好き勝手自分のカメラで撮る人の姿が多かったです。
これってモデルさんに対して対価払ってないというか敬意が感じられないというか無礼というか、カメラ始めたばかりでイベント等への理解が不足しているのですが、そんなもんなんですかね?ここは少しモヤモヤしました。
まぁLeicaでスナップしてる身なので許可の話は不透明で難しいところなのですが、特定の人物を映しきることメインにしてるのに許可なしOKでは何でもアリになってしまうと思うんですよ。人物に限らずかもですが、人物メインは特にシビアだと考えているのです。そこが気になって今まで撮る機会を持てずにいたのでやはり気になりました。
わかったような気になるのは嫌いですが、モデルさんは才能のみならず被写体として振る舞えるよう見えないとこで努力をしてると思うんですよ。それがエモいんじゃないのかと!写真ってそんな背景をイメージした上で切り取るのが面白いんじゃないのかと思ってるのですがどうなんでしょうね。
まぁ女性モデル初めて撮影させてもらって楽しくなっちゃった男なので気持ちはわかるのですが、自分はそこに一線あると思いました。現実的な集客面で意図しつつグレーにしてる部分もあるとは思いますが、自分はそこの一線を忘れずに敬意持ち続けたいなと思います。
夕飯と散歩
横浜お写んぽ
CP+終えて自分のカメラに戻りました。暗いですね~。少し渋めにレタッチしてみました。レンズはズミルックスですがコッテリさせてます。ちなみにQ2は基本的にRAWでは撮らないスタイルに最近なってます。
夕飯にカレーを食べたい。また途中の風俗街を散歩しつつ、その先のカレー屋さんを目指します。道中に魅力あふれる店舗があったりと面白いですね。
スナップらしく見つけた瞬間即撮ってみました。電源がついてからカメラを触った時間は1秒くらいだと思います。いつも通りマニュアルですが歩き始めに設定は大まかに決めてあります。今回は良い感じの露出でした。いつも大体失敗するのですがコンデジの楽しさです。
アルペンジロー本店
カレーを求めてアルペンジロー本店に到着。撮って出しで良い雰囲気出てる気がします。食べる前から美味い。
ハラミステーキカレーをセットメニューで頼んだのでドリンクはブルーベリーラッシーを選ばせていただきました。ちゃんとレタッチしたらもっと魅力的になると思いますが、なんにもせずにこの写真が出るのはやっぱり嬉しい。
提供に拘りを感じるとテンション上がりますよね。スキレットと飯盒とても可愛いです。
食レポをしたいところですが、現在嗅覚障害で特定の風味を感じることが出来ないっぽいので割愛します。それでもスパイスの心地よさと米の美味さと肉の肉々しさ、綺麗な野菜など内装含めてリピートしたい気持ちで満たされました。ご馳走様です。
おまけ
結論。
湯川さんの特技がスクワットとのことで推すしかないってこと。
色々と勉強になったCP+。著名な方が目の前にいたりセミナーを聞けたりと沢山インプットして楽しめたのですが、初めてモデル(湯川真結さん)を撮ってみた体験のインパクトが強すぎた。そのモデルさんの趣味(?)がスクワット→推すしかない。最終的にここに帰結するとしか言えない。
皆さんEAAとBCAAはどっち派かですか?火種を撒いて記事を締めようと思います。ありがとうございました。