若ハゲになりました
今思えば20代半ばからハゲてきてたのだが、実際自分が20代でハゲる可能性そのものを思いつくことがなくて動物と同じ季節の生え変わりくらいに呑気に考えていたわけです。しかし一年経っても悪化しかしない…こ、これは。
最初は髪が細くなってきてるのか、強い光に当たると頭皮が透けるような感じ。私の場合は”離小島薄式(造語)”、つまりブラックマヨネーズ小杉氏と似たタイプだとわかった。更に、わかりやすく前線がベジータ化(M字)しているようだ。
今回の記事の写真も手持ちのカメラで撮り散らかしたものです。ハゲの写真は汚いので撮ってません。
人はハゲが10割
ハゲが我が事となると、これがなかなかメンタルに濃い影を落とす。
「優しくて仕事が早い ハゲの人」
「頭が良くて歌がうまい ハゲの人」
「お洒落でセンスの良い ハゲの人」
「臭くて しかもハゲの人」
誰か人を思い浮かべる時に色々とイメージは浮かぶと思うが、ハゲになると上記のように最強の属性が添加される。どんな料理にもカレー粉をぶち込むような凶暴さをハゲという属性は有する。
そして身につける全てにハゲが影響する。もちろん髪型にも影響が出る。
ハゲてからやったこと
ハゲた。そこはわかった。じゃあどうするか、色々試すよね。
亜鉛、ノコギリヤシ、マグネシウム、グルタミン、プロテインを半年以上試す。プロテインの有無で髪のコシに影響を感じる気がするがハゲにはコミットせず。
生活習慣改善。睡眠時間と時間帯、運動習慣、食事、水分意識と白湯接種、無添加中心、栄養バランスを見直し、シャンプーを極小量にシフトしつつ1年程度継続。髪のツヤ感や質感は変わるし肌質も良くなるがハゲにコミットせず。
射精を控え、酒を控え、過労を控え、ストレス源を減らし(転職)1年継続、これも髪質や肌質に良い影響は感じられたがハゲにコミットせず。
最も胡散臭く手を出したくなかったAGA、2ヶ月で変化が見え始める。この界隈は業が深いなと。その話になります。
AGAはどうしても胡散臭い
つまりAGA治療が明らかにクリティカルな効果がありました。
基本AGAは胡散臭い話ですので全ての情報を真に受けすぎないことです。私の場合は自分のケースをただ報告するだけですが、実際にハゲにコミットして強く感じたのは
「ハゲは人から金を毟り取るのに適しすぎている」
ということ。有効な成分と手法ではあるが、個人ごとの体質差があるのは間違いないので結果が担保されない。いくらでも足元見れるし、いくらでも都合の良い主張が可能。被災者としては私生活で常にコンプレックスとして付き纏うので縋る思いで投資するわけだ。
なので私もAGAだけは手を出したくなかったわけですが、色々と3年ほど試して意味がなかったので1年だけAGAやってみようと期限決めてやったわけですよ。ダメならスキンなり坊主なり開き直る覚悟はして一度丸めてます。
私の場合は速攻で変化が出ました。ただ個人差はあるでしょうね。なので推奨するわけではないです。単なる報告です。
実際にやったAGA
クリニックに通うと現実的に月2万円付近の出費じゃないかと思う。最初はそれも考えたが、とりあえずフィナステリドとミノキシジルを手軽に使ってみてから考えようと思ったわけです。
なんともならなかったらクリニックに行ってみるつもりでしたが、この段階で既に効果が出ました。月額2000円チョイの出費です。あくまで薬ですので本来は体質とのマッチングを考慮してクリニックに行くのが王道です。
ちなみにフィナスとミノキの2種を選んだ理由は公益社団法人の日本皮膚科学会が報告するデータを参照にしてのことです。データとしては一番マトモだと私は判断しての賭けです。というか他の情報は殆ど金銭が絡んでしまう情報なのでもう仕方ない。
で、理屈上優先順位が高いのはフィナステリドです。私はフィンペシアを個人輸入して使用しています。個人輸入等のリスクに関して承知した上で採用するか検討してください。こちらは長期投資の脱毛対策とイメージしています。私は半分に割って服用しています。
ミノキシジルはKIRKLANDのミノキシジル5%です。KIRKLANDはコストコのブランドですがミノキは国内で扱いがないので個人輸入です。リスクに関しては同上。こちらは発毛剤ですが、生えても抜けたら意味がないのでフィナステリド前提です。
ミノキシジルは塗りミノキと飲みミノキがあります。面倒だが体毛を濃くせずに頭髪にコミットしたいなら塗りミノキ。手軽だが作用した場合全身の体毛にも影響の可能性がある飲みミノキがある。KIRKLANDは塗りです。
ステマについて
勘の良い人は好きです。
フィンペシアを個人輸入、しかもどこどこで輸入なんぞ調べればわかるのだからイチイチ書かない。ミノキシジルもKIRKLANDってことでコストコの取り扱いだが弱小ブログにコストコから案件が来るわけがない。
「案件でもないのに〇〇はマジで良いから紹介したい」
そんな聞いてもない糞みたいなセリフをよく見るが、普段案件してる人がそれ言っても実質的な意味は何もないし寧ろ案件する余地ありますよとアピールしてるまである。
案件してる人を批判したいわけではない。案件する人にも生活があるわけだし、令和になってもマーケティングの情報を精査出来ない側にも落ち度はある。私も案件経験がないわけではない。
「案件＝悪」では決してないが「金優先→案件」はどうしても成り立ちやすい。案件は代理営業なわけだから性質上察するべき部分はやはりある。それを知りつつ自分に適したモノかどうか判断したい。
私は他人がどれだけ儲けようがどうでもいいですが、ハゲてるうえに縋って更にカモにされるなんて人は見たくないわけです。だから私というサンプル１の報告をただするだけです。そこに案件を挟む余地なんかないんですよ。
特にこのハゲっていう自分も苦しんだデリケートな部分で、リスクを安買いして人を不幸にして恨みなんか買いたくはないです。見ろよこの写真とアフィリンク。やる気を感じられない。
２ヶ月目の私の現状
AGA治療は基本的に半年程度継続してようやく効果の有無がわかってくるモノだが、私の場合は8月に始めて10月の2ケ月で明らかな変化が出た。そういう場合もあるよって1つのケースです。
まずM字ハゲの焼土と化した部分から産毛が鬱蒼と生え始める。本来、髪とデコ肌の境目に産毛のグラデーションが存在することを長らく忘れていたが取り戻したわけだ。産毛がない人は体質的にいつかハゲる予備軍、才能ありです。
本陣の肌が透けにくくなる。おそらく生え際だけではなく本陣の方も幼い毛が多少生えて、かつ早期脱毛が減ったからか頭皮に直接指が当たる感覚もだいぶなくなった。離れ小島感もなくなった。この手を二度と離すものか。
ただ、所詮2ヶ月なので何かの間違いって可能性もまだある。月額2万円が相場のAGA治療を2000円チョイで良い感じの感触を得ているので今後も継続していきます。
なんでこんな話をしたか
けっこう普段とはジャンル違いで自分に得もないし書いてて楽しくもないのだが、自分としては嬉しいことなので単に報告です。
というのもAGA治療に関しては効果が出ても未だに胡散臭い情報が殆どだと感じます。しかも相場が把握しづらく、大手クリニックで手を打つのがベターだが大体月額2万円スタートってのはハードルが高い。
データ的に効果はあるはずだが個人差があるってのも間違いないので実際に月額2万円投資するのは現実的に選べない選択肢となって諦める人もいるだろう。私も暫くはそうだった。
ただ、個人輸入でハードルを低くして試してみることは可能だし効果あった人もいたって情報はもしかしたら誰かを勇気づけて良い方向に向かわせるかもしれない。とにかく無意味に不幸な方向に行かせないことが最優先なので強くは言わないが、まぁそんな話でした。